泣き叫ぶ息子に対して、やさしい気持ちになりました

世田谷区在住  主婦

私の7歳の息子はとても元気な子ですが、怖がりです。

先日、息子の指にとげがささってしまいました。
そのことを私に教えてくれたのが、ささってからだいぶ後に
なってからだったので、相当奥に入ってしまっていました。

しかもそれは息子が学校に行く直前のことで、時間がありません。
それなのに針を使って皮膚を切り開かなければならず、
息子は相当怖がって泣き叫んで、とげも抜けず、私はイライラしてしまい、
最後に「男の子でしょ! もっと強くなりなさい!」と
叱ってしまいました。

息子は、学校が終わった後に皮膚科に行ったときも泣き叫んでいました。
治療が進まず、私の心はその後、モヤモヤしてしまいました。

自己観察のワークに取り組んで、
「この嫌な気持ちは私の中の何が原因でしょうか?」と心になげかけて
見たところ、
「男の子らしく、たくましく育ってほしい」というエゴが
自分の中にあることに気づきました。
そして、それを息子に押し付けて、そうでない姿を見せると
怒っていたことに気づきました。


数日後、今度は息子を歯医者に連れて行く機会がありました。
普段なら、「息子はどのくらい泣き叫ぶだろうか」と、
とても憂うつになる場面です。

しかし自己観察を続けていたことと、
真の愛を中心として見させてください、
聞かせて下さいと祈っておいた結果からなのか、
息子が激しく泣き叫んでいても、早く治療が終わって欲しい思いはあっても、
息子へのイライラはわきませんでした。

最後は「よくがんばったね」とやさしい気持ちで
声をかけてあげることができました。
ワークしていなかったら、イライラモヤモヤして、叱ってしまっていたと
思います。


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