結果がないと幸福ではないと恐れている自分に気づいた

60代女性

私はとある宗教団体で一定の立場を持っております。
人生のなかで苦しみというほどの苦しみは無かったのですが、
ワークを通して一つ気付かせていただけました。

自分で言うのも何なのですが、この人生、私は全力投球してきました。
その結果、あらゆる面で成果も上げさせていただけましたし、周辺も幸福で順風満帆です。

しかし自己観察を通して、私には「頑張って成果を出し、栄光の味を味わう」という
囚われがあることに気付かされました。

嫌な記憶から来る囚われではないから分かりにくいのですが、
栄光ある立場、人からの賛美、それに伴う満足感を手放すことが出来ないことがわかったのです。

これを裏返すと、「頑張って走りつづけなければならない」「結果が出ないと幸福ではない」
「頑張らなくて結果が出なければ大変なことになる」という恐れを抱えているんだということです。

だから、頑張れない人、変われない人、結果を出せない人、そしてそれを嘆く方に対して、
内心、責める思いを持っていたのです。

人のために生きるようで、実は人を否定していた私の姿がたくさん浮かんできました。
人を苦しめていた原因が私の囚われだったことに気づき、一人大泣きしました。

今からでも、本当の人生を出発したいと思います。

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