60代女性
地元へ帰るために、上野から東北新幹線に乗ったところ、
新幹線の車両が「ところで今回の上京はどうだった?」と聞いてきてびっくりしました。
万物と対話される方の話は聞いていたので、こういうことなのかとわかりました。
心から思いが湧き上がってくる感じです。
「とっても良かったよ」と答えると、「ところで手に書いてあるのは何なの?」と聞いてきました。
「これは最近、深く感じた言葉なんだ、いつも忘れないようにと思って書いてあるの。
その言葉はありがとう、という言葉だよ」
「先日、心と対話していたら、神様が語りかけてくださったんだ。
あなたが悩んでいることはすべて私は知っているし、意味があって私がそうしたんだよ、
だからこの現状を受け止め、感謝していきなさい。そうすれば大きな奇跡が起きるよ、と」
「私はその内容にとても納得でき、心が満たされました。神様、心配しないでください、
私が孝行娘になっていきますと心に決めることができたんだ」
「そして、今回の上京では、当たり前のことに感謝するということが、以前より深く
納得することができたんだよ」
「いつも横にいた夫に、本当に私の夫でいてくださってありがとうございます、と
いつも言える人になりたい。子供にも、周辺の人にも、すべての人と万物にも」
すると、「そうか、それは良かったね」と新幹線は受け止めてくれました。
純粋な心で素直に対話できた感じがしました。
「だから新幹線さん、いつも私を乗せてくれてありがとう、たくさんの人を毎日乗せて
くれてありがとう、あ、もう着いたね、またね」とお別れをしました。
夜10時すぎ、仕事を終えた主人が駅まで車で迎えに来ていました。
「お父さん、疲れているところ、ありがとうございます。お疲れ様でした」というと、
主人は「え? どうしたの? 何かいいことでもあったの?」ととても驚いていました。
心がとてもあたたかく満たされた旅路となりました。