自分の観点からみて誤解を作り出していたことに気づいた

40代男性

私には小さい娘が2人おります。
私の妻は私よりも早く朝8時くらいには出勤するので、
朝の子どもたちの準備と送りは私が担当しています。

次女は4歳、第一次の反抗期まっさかりで、まず「イヤ」という時期です。
本当はいいと思っているのにひとこと目は「イヤ」「イヤ」というという状態です。
私に対しても、「パパイヤ」「パパのバカ」といい続けています。

朝、子どもたちが起きてこず、妻が出勤したあとに起き出すということがありました。
次女はママがいないと言い出し、ママと着替えたい、ママと着替えたいといい続けていまして、
私は「ママはいないんだよ! 寝坊したお前が悪いんだろ!」とつい強く否定してしまいました。

嫌な気持に気づくということをずっと意識していますので、
否定すると嫌な気持ちになったと気づき、意識を「今ここ」に取り戻して、
私はいま◯◯と思っています…と続けていくと落ち着いてきました。

娘に寄り添って、一緒に着替えたかったね、うん、でもママがいなくて寂しかったね、うん、
でもママいないんだよね、うん、申し訳ないがパパと着替えてくれるか、うんというやりとりをしました。

わかってみれば次女はただ寂しいという気持をぶつけたかったということだったのです。
寄り添い受け止めることができたら、娘は落ち着いて元気になってきました。

私の目から見たら否定されたように、
パパと一緒に着替えたくないと言われたような感じがしましたが、
このように自分の観点からみて、いつも誤解を作り出しては
否定的な関係を作っているんだなと気づきました。

意識を「今ここ」に戻すことで、
暴走する思考を客観的に見ている本当の私に立ち返ることができましたと思います。

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