50代 男性 ある時、「許せない人はいないか?」と良心に尋ねてみました。 すると、かつて一緒の職場にいた、二人の上司の顔が思い浮かびました。 その二人の方の名前を挙げて、祝福の祈りのワークを始めましたが、 最初は名前を唱えることにも抵抗がありました。 ワークを始めて三ヶ月目のある日、形だけながらも祈りの文言を唱えていると、 過去の記憶が蘇ってきました。 20代の自分が、二人の上司に怒鳴られている場面です。 自分は萎縮して怯えているのですが、それを客観的に見ている今の自分は、 「上司も辛かったのだな」と解釈できたのです。 すると、心の底から「30年も前のことなんだから、忘れてもいいんだよ」という 思いが浮かんできました。 そうか、もう忘れていいんだ、許していいんだと心から思えました。 温かい心に転換されたのがわかりました。 お客様を相手にする仕事をしていますが、この転換以降、 まったく相手の反応が変わり、うまくいくようになっています。分類:トラウマ, 人間関係, 職場・会社