子供が自ら成長しようとする姿を発見しました

とても小さな話ですが、囚われを手放していく途中の話です。

中学校1年生の娘がいます。
何度話しても、歯を磨く習慣がつきません。

そして、朝に自分で起床することができず、学校に行かないクセを持っています。
遅刻するとわかったら行きたくなくなって、一週間は行かなくなるとか、
そういう現象をたくさん見てきました。

優しく言ってみようかと思い、
「いつもうがいだけれど、今日は時間があるからやってみたら」と言ってみましたが、

後からスタッフの方に相談してみたら、
「『あなたを信じてない』『言わないと出来ないよね』というメッセージを送っている」と言われました。
勇気が必要でしたが、何も言わないでいたら、娘は歯を磨きました。

これをスタッフの方に相談したら、
「歯を磨かないでもいいんだよ」「娘が遅刻しても大丈夫」と自分に言い聞かせてみて、
といわれ、えー! と思いましたが、実践してみました。

ある日、子供3人全員が寝坊しました。
上の2人は起きましたが、末の子(中1の娘)は遅刻ギリギリにやっと起きました。
遅刻しても大丈夫と自分に言い聞かせていました。

不安がどんどん湧いてきましたが、「生きてくれているだけでいいんだ」と言い聞かせていると、
パン一枚だけかじって飛び出していきました。
友人が待っていてくれて、なんとか間に合ったそうです。

思い通りでなくても大丈夫と言い聞かせると、とてもハラハラしますし、
うまくいかないことも多々ありますが、もどかしいながらも子供が自ら成長しようとする姿を発見します。
今後も続けていきたいと思います。

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