50代女性
強い心配を感じることが最近ありました。遠く海外に留学している娘のことです。
ワークを通してここ一年、娘との距離もとても近くなり、よく相談してくるようになりました。
本音を話してくれるといいますか…。
学生なりに、人間関係のなかで良心にフタをしないとやっていけない世界があるようです。
自分を偽り、心に仮面をかぶせて、何かに合わせて生きていかざるを得ない苦しみを抱えていました。
遠くにいる娘をどうしたら良いのか！ という心配から、
何とか苦しみを回避させたいと思って、ああしなさいこうしなさいと言ったら、
娘は葛藤してしまいました。
あなたのためを思って言ったのに…という嫌な気持ちが出てくるので、
この思いはどこから来ますか？ と尋ねると、
娘の苦しみをまっすぐに受け止めたくない私なんだな、と気付きました。
そして父母である神様も、道に迷う私を見つめながら、信じて待ってこられたんだな…と感じました。
娘にとっては、葛藤というプロセスも必要なものかもしれない、と感じて、
葛藤も苦しみも悪くない、大丈夫！ と勇気が湧いてくるようになりました。