認知症の方とも良心で共鳴できました

50代女性

私は訪問介護の仕事をしています。
仕事の前後も最中も、祝福の祈りをずーっと心の中で続けて、光をいろんな人に送っています。
(注:喜ばせたい気持ちを光のイメージに変換して相手に投げかける、という発展型のワークです)

これは認知症のおばあちゃまとの話です。
認知症ですので、デイサービスに行く準備を30分ほどしている間にも、
何度も「今日はデイサービスですよ~」とずーっと言いつづけています。

あら、そうなの? とそのたびに言われます。
その方は私のことを先生と呼んでいて(笑)、先生かわいいわねと何度も何度も言われます。

そういうやりとりをしながら私が報告書を書いているとき、
「先生かわいいわね」とまた言われたので、「ありがとうございます」と言ったら、
えくぼがかわいいわねとお褒めの言葉をいただきました。

えっと驚きましたが、「私、えくぼは片方しかないんです」と返したら、
「えくぼちゃんえくぼちゃん、かわいいね」と普段おっしゃらないことを言われました。

そして、
「えくぼちゃん、ありがとうっていつも言えばいいわよ、そうすればあなたに幸福が一杯くるのよ!」
「私はこういうことは、わかってくれる人にしか言わないのよ、他の人には言わないのよ…」と
真顔で言われました。

とてもびっくりしました。この方は本当に認知症かしら? と不思議に思いましたが、
やはり認知症ではあるのです。でも、認知症の方の心の中にも良心は息づいていて、
互いに共鳴できるんだなと実感しました。

共鳴できるととても嬉しい気持ちで、お会いするのが楽しみです。
疲労骨折などもされて大変な生活を送られていますので、光を送り続けていきたいと思います。

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