20代女性
私は結婚を直前に控えています。
新居の準備の手伝いをしてくれるということで、父が地元から東京に来ました。
父のことを嫌いではないのですが、なんとなく苦手で隣に座れません。
母や他の方がそこにいれば何も感じませんが、二人で隣同士というシーンになることを極力避けてきました。
ワークを学んでみて、これが囚われだとわかりました。
私の本質は真の愛です! と心に唱えていくと、落ち着いてその日を迎えることができました。
新居の準備ということでレンタカーを借りました。
後ろに大きい荷物を載せたので、私は助手席に座るしかありません。
でも今回は少し楽しみな気持ちがあることを自覚できました。
私が父を苦手なのは、
性格が短気で、少しでも思い通りでないことがあるとすぐイライラするからです。
私には当たってきませんが、店員さんにもすぐに文句をつけます。
その姿を見ると、どうしてそこまで言うのかな? とこちらが嫌な気持ちになります。
新居の買い物に行ってみると、引っ越しシーズンで店舗はとても混んでおり、
レジの人も新人で要領が良くなく、父がイライラする状況が盛りだくさんでした。
それでも私と父の本性、良心の光を見つづけていくと、
自然に「イライラしないでね?」と父に笑顔でいうことができ、父もくすっと笑っていました。
そして「こうして父との時間を長くして、親子で楽しむ時間を持たせているんだよ」という
良心の声がわかりました。父は最後まで穏やかでいてくれました。
嫌な一日として終わりかねない環境でしたが、とてもいい思い出になりました。