イラッとさせた人も、即座に慕わしく感じられた

40代男性

ある日、職場から自宅に向かう電車の中での話です。

いつも電車は混雑していますが、狭いドア脇のスペースに私は立っていました。
ある駅で、いがぐり頭の体格の良いサラリーマンが、ほとんどスペースもないのに、
そこに入り込んで来たのです。

こんな狭い所にに入ってくるか! とイラッとしました。
すぐに囚われていることに気づいて、私の中の良心を見つめていきました。

良心は神様の目線、真の愛の父母のような立場ですべてを見つめるんだ…と思い出した瞬間、
その人に対する目線がかちゃんと切り替わりました。

神様だったら、父母だったらこの男性をどのように見つめるんだろう…とイメージしていくと、
そのいがぐり頭が本当に栗に見えてきまして(笑)、冗談のような本当の話ですが、
かわいらしく感じられ、そして美味しいお菓子に見え、慕わしい気持ちが湧いてきました。

そんな自分にびっくりしましたが、
どんな人に対しても、家族のように慕わしい思いでみつめることが私にもできるんだなと感じました。