恐いと思っていた主人の優しさに気付きました

50代女性

ある金曜日のことです。

友人との用事が長引いて、帰りが遅くなってしまいました。
すると主人から「仕事をしているわけでもないのに、なぜいつもこんなに帰りが遅いんだ? 
枝豆をもらったのに、早くゆでないと甘くなくなる」と怒りのメールがありました。

主人はストレスのたまる仕事をしていましたので、在職中は晩酌が長かったし、
普段は優しいが怒ると怖い人でした。そういう怒りのメールを見ると、
とっても嫌な気持ちになっていましたので、その日は浄化の祈りをしながら帰りました。

家に帰ると、主人が慣れない手つきでとうもろこしと枝豆をゆでていました。
枝豆を主人に下さったのが農学部の教授の方で、
「3時間以内にゆでないとおいしくないから早くゆでなさい」と言われていたようです。

いいものをいただいたから私を喜ばせたいと急いで帰ってきたのに、
妻がいない、次に歯医者に行く予定があるから早くゆでないといけない…と焦っていたのです。

普段なら暗く沈んでビクビク怯えながら帰って、また怒られるというパターンのところ、
心の浄化のおかげで心が少し晴れていたので、ごめんなさい遅くなって! 
と明るく帰ることができました。

すると、主人の私を思う気持ちが感じられて、
主人もしょうがないなと優しい笑顔で受け入れてくれました。

この一件を通して、主人の言動にいつもビクビクしていて、
怒られれば「ああ私がいけないんだ」と自分を責めて苦しみ、
あとから私を苦しめる主人のことが腹立たしくなる、という情のクセがあったことに気付きました。

ワークをつづけるうち、良心の声が出てきて、「自分に自信がないんだね」と言ってきました。
「家事全般、家の管理、ペンキ塗りも全部やっていて、あなたはよくやっているよ、大丈夫だよ」
「夫はそんなに深く考えて言っているわけではないから大丈夫だよ」と平安を与えられました。

主人の言葉も愛情から来ていたものだ、と感じられたことも嬉しかったですし、
過去の経験からくる怯えから自分を解放することが出来てよかったです。

分類: