しっかり育ってほしい気持ちから、息子を否定していることに気づいた

50代女性

長男のことでひとつ、気づいた内容がありました。

あるセッション(実践報告の共有会)のとき、輪の中に、ずーっとうつむいている若者がいました。
苦労しているのかな? 大丈夫かな…と光をずーっと送っっていました。

すると、私の大学4年の息子のことを思い出しました。理系なので多忙な毎日を送っています。
それでも自分にかかるお金はバイトで稼いでくれています。週に2~3回は夜遅くまでやっています。

私の家庭は信仰を持っていますので、日曜日には教会に礼拝に行きます。
だから土曜日に遅くなるのはやめてねと伝えてあったのですが、
息子は土曜の夜から日曜の朝までのバイトを入れてきて、朝7時に疲れ切って帰ってきました。

言葉ではお疲れ様と伝えましたが、内心、どうしてこのタイミングでバイトを入れたのかな? 
礼拝に行けないじゃない! という思いがあったのです。
その時の心の状態を、若者がうつむいている姿を通して思い出しました。

初めて、私は長男のことを否定していたんだなと気づきました。

長男を大事にしたいという思いがありながらも、
こうでないと行けない! しっかりしないといけない!
と固定観念から判断して見ていたことを感じて反省しました。

結構、いろんな否定を手放したつもりでしたが、目の前の人をこんなに否定していたんだな…と
自分でもショックでしたが、もう一度前を向いてワークをやり直していきたいと思います。