30代女性
朝のことです。小3の息子を6時に起こさねばならないのですが、
あれこれしている間に6時半になってしまい、
「どうして起こしてくれなかったのか? 俺はもう学校に行かねぇ」とふて寝をしてしまいました。
起こさなかったのは私だけれど、学校に行かないとは何事か!
と言い聞かせてやりたい思いが出てきましたが、ワークをして少し落ち着いてきました。
しかし6時55分、登校時間に間に合うためにはもう起こさないといけないという時になると、
以前、同じように学校を休んでしまったことが思い起こされ、
同じことになるのではないかという不安、「私は間違っていない」と言いたい自分を感じました。
息子が寝ている部屋のふすまの前で、何と話しかけようかと心に尋ねると、
「本当はどう言いたいかもう分かっているよね…」と答えが来ました。
うん、そうだ…。責めるのも不安に思うのも本当の自分の思いではないとわかりました。
「息子が学校に行くも行かないも委ねるので、真の愛を中心として行動させてください」
と祈って息子を起こしました。
息子は不機嫌でしたが、我知らず、「ママが起こさなくて嫌な気持ちだったよね…」という、
息子の気持ちに寄り添う言葉が出てきました。6時に起きたかったよね…と話していくと、
息子もウンウンと頷いていました。
学校はどうする? と聞くと固まっていましたが、本当は行きたいの?
と聞くと、「ウン」と答えました。そうして学校に行く姿を見ることが出来ました。