家と対話して、夫への不平不満が解かれていきました

50代女性

我が家は農家で畜産が生業です。
自然と動物を相手にする仕事ですので、思い通りにいかないことが多いです。

昨日は2~3のハプニングがあって夫は怒りを抑えられず、そのイライラが私に向けられました。
私は夫の口から出る数々の言葉に動揺し、だんだん私も不平不満の心で一杯になってしまいました。

ワークを学んでいる立場なのに、こんな心の状態になっている!
ワークを勉強する前の自分に戻ってしまうのではないか! と恐れと不安が押し寄せ、
早くこのぐるぐるから抜け出そうと、2~3のワークをしようとしたのですが集中できません。

ふと、万物との対話をされた方の実践報告を思い出し、そうだ、家と対話してみようと思い立ちました。

私:ごめんね、またやっちゃった。
家:大丈夫だよ。

私:でもこんな私を見ていて辛いでしょ?
家:平気。本当のあなたの魂は美しくて光り輝いているのを知っているから。

私:一日24時間そして永遠に光り輝いていられたらどんなに楽でしょう?
  少しのことでイラっときて囚われてしまうんです。
家:大丈夫。あなたは確実に良くなっているよ。

私:あなた(家)の望みは何?
家:う~ん、望み?これからも今のままのあなたを見つめて守ってあげることかな?

私:え? もっと夫婦が一つになって欲しいとか、愛ある家庭を築いて欲しいとかじゃないの?
家:う~ん、でもやっぱり、今のままあなたを守ってあげることかな?
  あなたは今のままでじゅうぶん素敵だから。

私:ありがとう。心配させてごめんね。
家:あなたがうれしい時も悲しい時も、暑いときも寒い時も、
  雨嵐の時もスモッグで外の空気が汚れているときも、あなたを守れるということがうれしいのよ。

私:でもこの地域も開発で数年後には立ち退きになるのよ、そうしたらあなたは壊されちゃうのよ。
家:大丈夫、その時はその時。あなたに新しい家ができたら、今までありがとうございました、
  とあいさつしてわたしの使命は終わるのよ。それまであなたを見つめて守れることが私の喜びなのよ。

その後、犬を連れて散歩に出ましたが、山や田んぼがいつもより青々と見え、
水路の水の音やカエルの鳴き声も鮮明に聞こえました。

牛小屋では主体者が牛に藁をあげていたのですが、主体者は私を養うために休む暇もなく
重労働をしているんだと感じて心が解かれていきました。

良心は私だけを担当する神様と言いますが、万物も私の心の状態に合わせて慰労したり、
激励したりして人生の道を進めるように助けてくれるんだと思いました。

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