過去の記憶から来る囚われが良心の声で溶けていきました

40代女性

 私は3月くらいからワークをはじめまして、今に至る実践報告です。
 数年前からやったらいいと主人から紹介されてはいたのですが、聞く耳持たずの状態でした。
 
 私は子育てをしていると、自分の過去を思い出すことが多くあります。
 それは決して楽しいものではなく、子育てをしながら、
 自分の子供時代の辛いことが思い出されてくるのです。

 子供を見れば見るほど自分が辛くなり、自分でもどうしようもないし、限界を感じていました。
 自分でもいろいろ調べて、カウンセリングを受けようかなと迷っていた時に、
 主人を通してワークの内容をしっかり聞くことができ、浄化の祈りに取り組むことになりました。

 数ヶ月間、ずーっと続けて行くと、自分が抱えている傷と、
 いま子供に起きている問題が別物だと分離できるようになりました。

 子供を必要以上に責めては、あとから自分に責めるということがたくさんありましたが、
 そのクセが取れてきました。過去の私に対しても光を送りながら、
 だんだんと何が起きても心に穏やかさを取り戻せるようになってきているのを感じます。

 子供のころに抱いた傷ゆえに、埋め合わされない心の空白の部分がありますが、
 あるとき良心から「いま、子供と一緒に過ごすことで楽しい思い出を作る中で、
 それが埋まっていくんだよ」という思いが与えられ、心が溶けていくのがわかりました。

 子供と対応していると私がおかしくなってしまうので、できるだけ子供とは距離を置く、
 危害を加えてしまう前に遠ざかるという態度でしたが、子供ってこんなにかわいかったのか…!
 という気持ちを感じられるようになり、母子の幸福を感じられるようになりました。

 子供のころあんなに辛かったのに、どうして誰も助けてくれなかったのかという思いも強かったですが、
 それを心に尋ねていくと、良心から「本当に助けてくれる人はいなかったのか? 
 私は隣に準備しているよ」という声を聞きました。

 そのとき隣にいたのは主人ですが、神様が与えてくれた人なんだなとしみじみとわかりました。

 4年ぶりに仕事にも復帰しました。大丈夫かなと思うこともありましたが、
 不安、恐れ、心配に囚われるのは本当の自分ではない…と唱えていくと整理されます。
 夫に対しての感謝の気持ちを持てるようになり、子育てをしているということがただ感謝です。