お皿を洗えなかった何かが夫にあったとわかった

40代女性

2泊3日の旅行から帰ってきた時のことです。

日曜日の夜に帰宅したのが夜中の11時前くらいでした。空港からのバスで乗り物酔いもし、私は疲れて帰ってきました。

キッチンに入ると、あふれんばかりの洗っていないお皿の山がありまして、思わずおお…と声が漏れてしまいました。

旅行に行く前に、夫に子どもたちを任せるので、負担をかけないようにと2日分の料理は作って出発しました。これは家族のためと思ってやったので負担には感じなかったのですが、洗われていないお皿を見るとなんともいえない思いが湧いてきます。

夫が子どもたちにひとこと、「ママが帰ってくる前にみんなで洗おう」とか言ってくれたら良かったのにと思ったのですが、良心に尋ねてみると、祝福の祈りをしたらいいよという感じの思いが来ました。何に対して送るのだろうと心に尋ねてみると、洗われていないお皿を見て嫌な気持ちになっている私の心が輝いて幸福なことをイメージしてみたい気持ちになりました。

今まではこういうときの思いはあまり解けることがなく、ひきずったまま翌朝を迎えて、夫にひとこと言ってしまうということが多かったのですが、今回は嫌な気持ちが解けていく、流れていくのを感じました。

すると、洗いたかったけれども洗えなかった何かが夫にあったなと感じて、夫の思いに寄り添うことができた自分を感じました。そうして皿洗いをはじめましたが、喜んでお皿を洗っている自分を感じて嬉しく感じました。

翌朝、夫に「2日間大変だったね、ありがとう」というと自分も嬉しく、夫も洗わないまま寝てしまった後ろめたさを残した表情でしたが、はみかみながら嬉しそうにしていました。

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