40代女性
仕事をしながら小学生の子供3人を育てている母親です。
仕事で海外研修に行ってほしいという打診を受けました。
たいへん魅力的な内容で行きたい気持ちもありつつ、
ただ平日を4日間開けるということは、子供が3人いますので、
主人に任せるのは難しいだろう、その研修はお断りしようという思いが最初に来ました。
でもその否定的な思いに気づいて、
研修参加は難しいと思っているのは、本当の私とは何の関係もないということと、
こうなっても大丈夫、ああなっても大丈夫とワークに取り組んで、ひとつひとつ手放しました。
すると、近くの部屋にいた主人がふと来ました。
何気なく「行ってきていいかな」と聞くと、いいよとあっさり言ってくれたのですね。
この人はそれが何を意味するか理解しているのかなぁと思いましたが、
これで行けることになりました。
末の娘に4日間いないよと伝えると案の定泣き出して、
後ろ髪引かれる思いで出発しました。
研修に参加しつつ様子を聞くのですがLINEは既読にならず、
大丈夫かなと思っていましたが、帰国すると皆笑顔で、
洗濯は主人がやり、子どもたちはそれを手伝い…という状態でした。
帰ってきた私の心はとても穏やかで、ワーク以前ならまず行くこともなかったし、
行ったとしても、帰ってきてこれもできていない、
あれもできていないと不足を探し出しては嫌な気持ちになって誰かを責める、
ということをしていたと思います。
今回、不足なところはやはりあれこれあったものの、
それをそのまま受け入れている自分を発見していて驚きました。
結婚して以来、主人に対する否定的な思いというものが根底にあるのが私の課題でしたが、
ワーク実践の継続で否定が少なくなっているということを実感します。
いつもどおり主人と「ありがとう」とハグしあって、
翌日から送り出せるということが幸福でした。