それは子供に任せたらよい、子供が幸福ならそれでよい

40代男性

新型コロナウィルス対策で学校が休校になり、
小・中学生の子どもたちも一日家にいるので欲求不満もあるのか、
やるべきことをやっていなかったりとか、部屋も散らかしたままだったりとかでしたので、
私が注意したということがありました。

あとから、言い方など、否定的に叱ってしまったなと自分を責める思いが湧いてきて、
なかなかもやもやが消えません。

バスで職場に向かいながら、私はいま人を否定的に見つめています、
この思いはどこからくるのでしょうかと心に尋ねました。

そうすると、「子供が心配だからだ」、
何が心配ですかと尋ねると「子供の将来のことだ」
と心から答えが返ってくるのを感じました。

それに対して、子供の将来については親として心配なんですけれど…と聞き直す前に、
「それは子供に任せたらよい、子供が幸福ならそれでよい」という答えがきました。

バスの中でしたが、思わず、「幸福か、幸福か…」とつぶやきました。
子供が幸福だったら良い、幸福だったら良い、という思いが心のなかで響きました。

私の本性はただ子供の幸福を願っていて、
注意し責め立てることを本当は私は望んでいないのだということを感じられました。

そのとき、目の前の席で3歳くらいの男の子がお母さんにあれこれの話を聞いてもらっている、
というシーンが展開していることに気づきました。

仮面ライダーがこうでね、ああでね…とお母さんに話しているのですね。
私もこのようにありのまま、心のままに、囚われなく生きていきたいなと深く感じながら
職場に到着しました。心に光と平安が戻っているのを感じました。

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