40代女性
私の長男は高校生です。毎朝電車で通学しています。
私は日ごろから、「電車の遅延が起こることもあるし、もう少し早く出発しなさい」と
何度も注意していましたが、なかなか私の言うことを守ってくれず、ストレスを感じていました。
ある日の朝、ギリギリに家を出て行く長男をまたもや注意しながら送り出し、
私は心穏やかではありませんでした。
しかも後から「財布と定期を忘れた!駅まで持ってきてほしい」と電話がかかってきたのです。
急いで自転車をこぎながら、「だからあれだけ言ったのに!!」と
長男を責めたくなる思いが込み上げていましたが、
ワークを思い出し「真の愛を中心として正しい言葉を言わせて下さい」と唱えてみました。
すると、私の脳裏に「共有」というでっかい漢字2文字が現れました。
それを見たとたん不思議と心が落ち着き、
到着した時には長男の顔を見ながら「間に合えばいいね!」と微笑みながら渡していました。
自分でも驚きました。長男は何とか学校に間に合いました。
「共有」というキーワードを意識することで、
駄目な部分ばかりが目についていた長男の見方が変わり、
一人の人間として感心したり尊敬できたりするようになってきています。