強い女性は必死に何かに責任を持とうとしているだけだとわかった

20代男性

ある日、大学に行く用事があり、駅から電車に乗りました。

すると、発車時間ぎりぎりに電車の入口に駆け込んでくる強い女性がいて、
後ろから突進するようにボクの背中を押して乗り込んできました。

足を踏まれ、謝ってくることもありません。一瞬怒りが湧きましたが、
すぐに意識を「今ここ」に置いていったところ、怒りを客観視していくことができました。
穏やかさを心の中で拡大していくことが出来るようになってきました。

自分はもともと強い女性、強いお母さんのような人というのが苦手ですが、
「こういう人は、何かに責任を持って生きているんだな」とふと思えました。

子供、家庭、家事、仕事…何かに責任を持とうとすると外面も強くなるんだな、
必死に何かを背負って生きているんだなと感じられました。

この人は必死なだけなんだ…と感じられるとイラッとした思いも解かれて、
「社会の中で、責任を持ってくれている人がいるというのは感謝だな」と思えて、
深い平安に導かれていきました。

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