40代男性
真の愛を中心としてみる、ということを意識しています。
私は毎朝、シャワーを浴びてから出勤します。
その日、風呂場でシャワーを浴びていると、
外で妻がるんるん気分で鼻歌しながら掃除を始めました。
多くの方にとっては特に何ということもないシーンと思いますが、
これが我が家においてはまずいシーンなのです。
妻が急に機嫌がよくなって掃除を始めると、
「どうしてここにこれが置きっぱなしなの!」「片付けておいてと言ったのに!」
とヒステリックに周辺を責めだして、一家が大変な騒ぎになります。
嫌な気持ちになりますし、言い返せば更に言い返されるので、
こういうときには、家族みな黙ってやり過ごすという習慣になっていましたが、
この日は「私の本質は真の愛です」と心に唱えていくと、
「妻は責任感が本当に強い人なんだな、ありがたいな」という思いが湧いてくるのを感じられました。
感謝の思いを言葉にして伝えたくなり、いつもありがとう、と素直に言うことができました。
そんな分が嬉しかったです。そしたら妻はニコーっと笑って、本当に嬉しそうでした。
末っ子に、今のどうだった? と聞くと、とてもよかったと思う! と喜んでいて、
家族に笑顔が増えました。
こんな風に心が転換されてくると、何気ない駅までの道のりも輝いて見えます。
自然万物の中で生かされている自分というのを新鮮に感じました。
ああこれが「今ここはすでに天国」という感覚なんだとわかりました。
勤務先までの電車はいつも大混雑、
駅の階段では「もっと早く進まないかな」という気持ちになるのが普通ですが、
その日は人混みのひとりひとりが慕わしく感じられ、一緒のペースで穏やかに移動しました。
未来にあまり希望を感じていなかったですが、なんだかいいことが起こりそう、と感じています。
分類:ストレス, 夫婦関係