「嫁とはこうあるべき」という固定観念を手放して楽になりました

70代女性

 息子夫婦と同居して8ヶ月経ちました。
 ワークをする前は囚われと葛藤の連続でした。

 同居するときに、嫁と私との間で家事の分担を決めて、計画的に進められるよう仕組みを作りましたが、
 孫が生まれたときくらいから、嫁が体調を崩して起きられないときに、
 私が嫁の分までフォローするということが増えてきました。

 どうしてこんなことも出来ないのか! という嫁に対する怒りと葛藤が
 強くなり、言わなくてもいいことを言ってしまうことが多かったです。

 自己観察を始めると、「嫁というのはこうあるべき」という過去の教育から来る固定観念を
 私が手放せないのが葛藤の原因だと気づきました。

 思い通りでなくても大丈夫、当たり前のことは何一つないんだ、
 嫁が来てくれただけでありがたいと心に何度も言い聞かせるようにしました。

 「真の愛を中心として正しく見させて下さい!」と心に祈っていくと、
 許していいんだ、できなくてもいいんだと思えてだいぶ楽になりました。
 嫁ができなければ、その時家族でできる人がフォローすればいい、と思えるようになってきました。

 人には良心はあるとは以前から思っていましたが、それを感じられる自分に驚いています。

 「これはできてしかるべきで、正しいでしょ」という思いは今でも出てきますが、
 意識を「今ここ」に置いて、家事は家事、子守は子守、だんらんはだんらん、という風に、 
 思考に振り回されないで取り組むように努力しています。

 ワークに出会えなかったら、ささいなことで気分が悪くなってしまうことが続き、
 うまくいくこともうまくいかなくなっていたと思います。感謝しています。

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