どんな人の中にも輝く良心があることが分かってきました

20代女性

つい先日、上の立場にいる人から、
私の母のことを事実に反して「(精神的に)病的」と公の場で言われるということがありました。

過去にその人から「お前がバカなのは親に学がなく、教養のない家庭で育ったからだ」と
言われたことを思い出し、自分が誇りに思う両親を悪く言われたことが悲しくて悔しくて、
行き場のない苦しさを感じていました。

祝福の祈りのワークをやってみようとしましたが、
その人を思い浮かべるだけで気持ちがずーんと沈み、祈ることができませんでした。

その相手が難しければ、まずはもっと身近な人に光を送ることから始めたらいいと
アドバイスをもらい、そうしてみると、不思議とその人に対してもちょっとだけなら
光を送れるようになりました。

数日光を送ってみたところ、火曜日に突然その人から展覧会に行こう、
その後食事をしよう(他の人も一緒に)と誘ってもらいました。
でも私は、また何か傷つくことを言われたらどうしよう、とふと考えてしまいました。

意識を今ここに戻していって、まだ起こってもいないことを恐れるのは囚われかもしれない、
起こってもいない未来を心配してもしょうがない、と思い直すと気持ちが落ち着いてきて、
最初から最後まで真の愛を中心として見ることができますように、と心に投げかけて臨みました。

ずっと2人で話をしながら展示会を見て回り、その日はなぜかとても喜んでくれていました。
食事のときは過激な言葉もたくさんあったのですが、
かたくなだった私の心も自分で驚くほど変わり、

相手が何を言っても、言葉がすぽっすぽっと自分をよけていくような感じで
全然ダメージを受けないばかりか、むしろ会話を楽しめていて、
その人もとても喜んでくれました。

帰る方向が一緒だったので2人で電車に乗りました。その時に、普段は話さない親友の話をしてくれ、
その人は話しながら感極まって電車の中で目頭を押さえるということが起こりました。
そのとき、この人にも人を大切に想う良心があったんだ!ということを、まさに大発見しました。

誰にでも良心がある、なんていうのは当たり前のことなのですが、
それを感じることができないくらい私が壁を作っていたんだなと気が付きました。

この人にも良心があるとやっと実感できると、とても嬉しくて嬉しくて、
帰り道に神様に「この人の良心を見せてくださってありがとうございます」とお祈りしました。

どんな人も中にも輝く良心がある…それはまさに今日私が見たものだったのか!
そう思うと、そのことの重みを初めて実感しました。

いままで何年も越えられなかった壁なので、今後もまたきっといろいろあるかもしれませんが、
心の目で相手を見て、良心を信じて向き合うことを頑張りたいなと思いました。

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