責められているという誤解が溶けて、家族にも素直に心を開けるようになった

40代女性

姪っ子が体験した話です。

彼女は大学生時代はサークル活動に忙しくも楽しい日々を送っていました。
卒業後、東京で就職して頑張っていたのですが、上司との関係で身も心もボロボロになってしまい、
職場にも行けないという状態になっていました。

こんな自分は…と自身を激しく責めるようになり、
私が話を聞けば涙がボロボロこぼれてくるという状態でした。

実家の母にはこのことを言えるが、父や姉にはそのことを言えないといいます。
少し厳しいお父さんには「きちんとしていない私を見せてがっかりさせたくない」という気持ちで言えない、
お姉さんは彼女につれない態度をよく取るので、
「こんな姉ならいなければいい」とまで思ったこともあるということで、なかなか言えないようでした。

ワークの内容を学ぶと、涙を流して聞いていました。
職場の人間関係では、「上司は私を責めようとしているのではない」ということを、
意識を「今ここ」に戻すワークの実践を通して感じたようです。

家族に対しては、自宅に帰ってから、
自分が大変な思いをしていることも家族に言って大丈夫なんだと思えたようです。

お姉さんに電話して、最初はつれない態度だったようですが、彼女が泣きながら話したら、
そんな辛い気持ちだったの…気づかなくてごめんね、あなたよく頑張ってるよ、
と涙しながら聞いてくれたようでした。

それを通して彼女は、職場の問題は何も解決していないけれど、自分が帰る場所、
家族というものを改めて見つけることができて感謝でしたという感想を送ってくれました。

自分が責められていると誤解しているということに気づいた、
ということが大きかったですし、お姉さんの本当の姿を知ることができて、
さらに良い関係が築けるようになっていけたらと思います。

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